【第14回授業 : 『接続詞-①』】

みなさん! 前回までの学習内容はしっかりと理解できましたでしょうか?? もし、理解していない回があるのであれば先にそちらを勉強しなおしてください。今回(14回授業)からはすべてこれまで習ったことを使って、そして応用して学習していきますので、理解していないままだとこの先必ずつまずきます。

さて、今回は「接続詞」を学習します。「接続詞」とは、ことばを結びつける働きをする品詞です。語と語、句と句、そして節と節どうしを結びつける働きをします。

【この回での理解目標】

接続詞にはどんなものがあるか、そして使い方を理解していきましょう。

【説明】

今回紹介する接続詞は次の4つです。
and , but , or , so

ではさっそく例文で感覚を身につけていきましょう。
語と語を結びつける
(例)
タカシとヒロシは旧友です。
Takashi and Hiroshi are old friends.

私は店で本を一冊買って、家で読んだ。
I bought a book at a shop and read it at home.

それはコーヒーではなく、お茶です。
It is not coffee but tea.

タカシもしくはヒロシが毎日ここに来ます。
Takashi or Hiroshi comes here every day.
 
 
句と句を結びつける
(例)
彼は学校と家で一生懸命英語を勉強しています。
He studies English hard at school and at home.

私たちは京都ではなく、奈良に行きました。
(京都に行かなかったが、奈良に行った。)
We didn’t go to Kyoto but to Nara.

あなたは電車で旅行したの?それとも飛行機で?
Did you travel by train or by plane?
 
 
節と節を結びつける
(例)
太陽が沈み、そして月が昇った。
The sun set and the moon rose.

彼の名前を呼んだが、彼は返事しなかった。
I called his name, but he didn’t answer.

昨日遅くに帰宅したので、洗濯することができなかった。
I came home late last night, so I couldn’t do the washing.

彼は頭痛がしたので、病院に行った。
He had a headache, so he went to the hospital.
 
 
 
それぞれの接続詞の意味をおさらいしておきます。
and
と[や]」「~、そして

but
~、しかし[だけど]

not A but B
ではなく、Bだ

or
かまたは」「~、それとも

so
~、だから[なので]

ちなみに、上記の例文で、”Takashi or Hiroshi comes here every day.”(タカシもしくはヒロシが毎日ここに来ます。)とあります。このように “A or B” が主語の場合、動詞の形は “B” の人称・数に合わせます。
(例)
He or I am ~. 彼もしくは私が~です。
They or she is ~. 彼らもしくは彼女が~です。
He or she makes ~. 彼もしくは彼女が~を作ります。
She or I make ~. 彼女もしくは私が~を作ります。 などなど
 
 
 
 
また、”and” と “or” については以前習った命令文の後につけた使い方もあります。
(例)
この道に沿ってまっすぐ行きなさい。そうすれば駅が見えますよ。
Go straight along this street, and you can see the station.

一生懸命勉強しなさい。さもないとあとで後悔しますよ。
Study hard, or you will be sorry later.
 
 
 
 

次回(6月23日)は、第14回授業: 『接続詞-②』です。