【第12回授業 : 『命令文・依頼文・提案・誘い-②』】

前回の「命令文・依頼文・提案・誘い」の続きです。今回は、提案するときの表現と、相手を誘うときの表現について学びます。

【この回での理解目標】

提案・誘いをするときの表現を身につけましょう。

【説明】

それでは提案・誘いをするときの表現方法がどんなものかを紹介します。提案・誘いの文とは、相手に対して「(いっしょに)~しよう」、「(いっしょに)~しませんか?」、「(自分が)~してあげましょうか?」、「~したらどう?」と言うときの表現です。

「(いっしょに)~しよう」という提案文は“Let’s ~(動詞の原形)”を文頭につけて作ります。

始めましょう。
Let’s begin.

東京に行きましょう。
Let’s go to Tokyo.

サッカーしよう。
Let’s play soccer.

休憩しましょう。
Let’s have a break.

「(いっしょに)~しませんか?」という提案(誘い)文は“Shall we ~?”という疑問文でできます。または、“Why don’t we ~?”という疑問文でできます。

休憩にしませんか?
Shall we have a break?

昼ごはんにしませんか?
Shall we have lunch?

このTV番組見ませんか?
Why don’t we see this TV program?

その会議を延期しませんか?
Why don’t we postpone the meeting?

自分からすすんで「(私が)~しましょうか?」、「(私が)~してあげましょうか?」と申し出る場合は、“Shall I ~?”という疑問文でできます。

写真撮りましょうか(撮ってあげましょうか)?
Shall I take a picture?

荷物お持ちしましょうか?
Shall I carry your baggage?

相手に「~したらどうですか?」とすすめる場合は、“Why don’t you ~?”という疑問文でできます。

今晩私たちとパーティに来たらどうですか?
Why don’t you come to the party with us tonight?

夏服着たらどう?
Why don’t you wear summer clothes?

彼女にノートパソコンを買ってあげたらどう?
Why don’t you buy a laptop for your girlfriend?

次回(5月26日)は、第13回授業: 『これまでのおさらいテスト』です。
これまでの理解度を測るべく、ぜひチャレンジしてみてください!

【問題】

下記の英文を日本文に、日本文を英文に訳してみましょう。

① Let’s try a new thing.

② Shall I call him?

③ Why don’t you go to Hokkaido during the summer vacation?

④ Shall we go to the theater tomorrow?

⑤ 明日遊園地に行きましょう。

⑥ 新しい携帯電話買ったらどう?

⑦ お母さんにプレゼントを買ってあげたらどうです?

⑧ (いっしょに)踊りませんか?

答えは下記の通りです。
※ドラッグして確認できます。
新しいことに挑戦しましょう。
(私が)彼に電話しましょうか?
夏休み中に北海道に行ったらどうですか?
(いっしょに)明日映画館に行きませんか?
Let’s go to the amusement park tomorrow.
Why don’t you buy a new cell phone?
Why don’t you buy a present for your mother?
Shall we dance?